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2012.01.24

牧野伊三夫
鴨井 岳

 

「今宵も酒場部」

 

 

お酒好きとしては思わず喉がなる本。大衆酒場の魅力がどろどろと伝わってくる。

 

連載ものだったようで、小気味良いテンポで各地(主に東京)の酒場が載っている。文章を書き慣れていないと書いていた牧野さんだけれど味のあるいい文章。

 

戦前から続くお店が戦争や時代で変化していく様や、それでも変わらない店の様子。様々な想いを抱えた人々をそっと寄りかからせながら後押ししてくれているような温かさがあって、ここのお店いってみたいなとなどと思いながら読んでる。まだ途中だけど、読み終えるのがもったいないくらい。

 

呑み始めのに何頼もうかな、って考えてる時のような心地よい感じ。

 

割烹じゃなくて大衆がやりたいんだと言っていた一言が妙に心に残っている。


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