christmas card

SUNDAY SEASIDEオリジナル2012年クリスマスカードが出来上がりました。

クラシックなデザインなのでお部屋に飾っても素敵だと思います。

 

クリスマスツリーは飾らないけど、少しだけという方にも。

 

 

左はクリーム色のコットン紙に金のハト目。

赤白のコットン紐がついているのでドアや壁にかけてご使用いただけます。(可愛いでしょ?)

 

右は竹を使った紙で、色はスノーホワイト。

紙の風合いも新雪のようにフワフワとしています。

かすれた印刷も葉っぱにつもった雪みたいと思っていました。

 

 

裏は空白なので、お好きなメッセージを書いてご使用くださいね。

 

 

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ご購入はこちらから(販売終了)

 

印刷をしている時。

 

だいだい自分のものではなくて、印刷をご依頼いただいて作っている時。

相手の為に美しく仕上げることを念頭に黙々と刷り上げながら、たまにふと分からなくなるときがある。

 

その時は「にじみ」「かすれ」「つぶれ」「ゆがみ」の存在が急に強く見えてきて「これは汚いものかもしれない」「これは失敗だ」とここまで刷り上げてきたものを見て愕然としてしまう。これだったらオフセット印刷で仕上げた方が綺麗になったはずだ、もっと技術のある印刷屋さんにお願いした方がよかっただろうに。なんてどんどん思考が重く暗くなりながら自分の感覚さえも信用できずにどうしていいかあたふたする時がある。でも、これは機械がじゃなくて、私が調子が悪い時。(←単純に機械の調整が出来ていないでって時もありますわ♡)

 

オフセット印刷が現在のように主流になるもっと前から活版印刷は活躍していて、当時の職人さんはいかに「にじみ」「かすれ」「つぶれ」「ゆがみ」のない“美しい”印刷ができるかに命をかけていたそう。印刷面の僅かな凹凸さえもNGだったとさえ聞く。

 

日本で、日本語を使用して日本の機械で印刷をしている以上、この歴史は亡霊のごとく私の背後にいて(くださって)、迷い始めた私を容赦なく攻撃して(くださいます)(くる)。

 

Mrs.Roniはそういう迷った時に魔法使いのように脳内(頭の中)(記憶を思い出す)に現れる。(←実際、ご本人も魔法使いのように可愛い)NYでポスターを刷っていた時、作業を見本として見せてくださって、彼女は紙を何枚も重ねてかなりの圧をかけて印刷をした。くるりと刷り上がった印刷面を見て「BEAUTIFUL!!」(←可愛い)もちろん表面は圧がかかってぼこぼことしている。背景の凹凸が美しいからと、表から文字を重ねるのではなくて、裏に刷って光で凹凸を楽しむのもいいと思うという提案も。

 

調子が悪い時、私はこの気持ちを持てていない。

機械の調整(胴張など)はきっちりとできる技術はもちろん磨かないといけないけれど、この時代に、改めて活版印刷機に縁をしている私には、自分が「BEAUTIFUL!!」ってきゃっきゃしながら刷れてないとやる意味がない。

 

 

 

 

 

先日、刷り上げた名刺は迷った末に「にじみ」「かすれ」「つぶれ」「ゆがみ」のないものをお届けした。

でも、納品後、彼女は「にじみ」「かすれ」ていて(ほしかった)(もよかったのに)と言った。

 

 

迷った自分を後悔しながら、私の知っている歴史の話を少ししたけれど、自分への言い訳にしか感じられなかった。私が日本の活字になかなか触れられないのはここの迷いがあるからかしら。触れる時、その時は少し整理がついている時だと思う。

 

私が楽しんで刷り上げて早く早く本人に見せたくて、お届けした時にとっても喜んでくれた時の気持ち。
それが私の糧となり、自信をもたせてくれている。 そして、これこそこれから一番大切にしないといけないこと。
歴史の重みを感じながら自分のの感覚を信じて足を前に出していきたいと思うのであります。

orancio

 

中目黒にあるbistro orancio(ビストロ オランチョ)が
オリジナルで作っている手打ち生パスタのラベルをデザイン、製作させていただきました。

 

さぬきうどんで有名な香川県のうどんやさんと一緒に作っているパスタ。

フィットチーネと、リングイネと、スパゲッティの三種あります。

湯で時間も1,5分〜3分と短めなので、手軽に作れるのに満足感存在感高めで素敵。

 

店頭と、月一回開催されている中目黒村マルシェでも販売しています。

お話を聞いたら、生パスタ以外にもこれから広く展開していく予定だそう。(楽しみ!)

オーナーのすーさんは相変わらずお洒落で面白い。

 

 

ビストロ オランチョ (Bistro Orancio)

東京都目黒区上目黒3-14-5 ティグリス中目黒  2F

営業 11:30~14:30 19:00~翌1:00(日曜定休)

tel:03-6452-4528

 

 

この間食べて感動したのは4種のお味噌を使ったパスタ(フィットチーネ)!

みんながラクレット食べてるの何度か見てて気になっている。

momas

 

先週、埼玉県立近代美術館での「日本の70年代 1968-1982」という展示の最終日だということを知って、観ないと後悔しそうだったので寄り道して観てきました。MOMASには2回目。

 

展示は予想よりボリュームがありました。

この時代の空気は以前から興味があるので、何度か触れる機会はありましたが、何故か入り込めない全く切り離された時代ように感じていました。

展示を見て思ったのは、受け手(発信者も?)頭で考えているより感覚的で、羨ましいくらいの熱量を放っている。「なぜ?」を「なぜ?」と聞けている。ロジックをねじ伏せるくらいの熱量。ロジックは後からついてくるとも感じるような。明らかに今の時代(私)とは違う。私はここに切り離された時代感を持っていたのかもしれない。でも滞ることのないように流すことができるパワーはこれから必要だと思ったし、そうでないと不健康とさえ感じている。この時代は受け取る、響いてくる位置(変な言葉でごめんなさい)が違うなと感じた。ヒントがあるかも。

 

なんて思いながら年代ごとの写真を追って見ていると最後の方は私が生まれた年で、ああ切り離されてなんてないんだよなぁ。と。

 

ちょっと急いでいたのもあって、じっくり観賞できたわけではないけれど、熱量と刺激、いただきました。展示室を出た後、吹き抜けのフロアから夜のジャズコンサートのリハーサルの音楽が聞こえてきて下を覗き込んだら、舟越保武さんの彫刻があった。(←上からみただけだけどあれはそう。)この瞬間ものすごく癒されました、私。それくらい刺激的な展示でした。

 

あと、黒川紀章さんの一人掛けのソファが展示してあって、とても素敵だった。Chloéのような表参道のモントークのようなソファ。

 

・・・ああ言語表現が乏しくて嫌になってきたのでこの辺で終わりにしよう。

poster

 

NYCで製作したポスター。

今、日本で私が使っているマシンは小さなものを刷るものなので、NYCで使用していたVANDERCOOKという校正機で大きなものを刷ってみたかったのです。

 

WOOD TYPEを使えたことも、お薦めの紙屋さんに紙を買いにいったことも今思えば日本では出来なかったことだったので、思い出とともに貴重な体験。

教えてもらった紙屋さんはハンドメイドペーパー(手漉き紙)がとっても充実していて、中には日本の手漉き和紙もあったり、全判サイズだけではない四方耳付きの細長いものや正方形のものなどがあって、このポスターもぴったりのサイズをみつけることができました。今でも日本でこういうお店がないかずっと探しています。いろんな人に聞いたり調べたり、手探り状態。

 

「これだ!」という紙に出会いたいです。・・・紙を巡る旅はまだ果てしない予感。

 

10月にオープンした「ピリカタント書店」のカードと名刺をデザイン・製作させていただきました。

 

 

 

 

BOOKS, GENERAL,MEAL & LIQUOR.とあるとおり、本屋さんでありながら、季節の美味しい野菜を使ったごはん、お酒も飲めちゃう。そして海外から買ってきた雑貨も可愛いものばかり。本のセレクトも素晴らしいです。(彼女曰く、まだまだ入れたい本が沢山あるとのこと)NOTEWORKSが手掛けたという内装もとても素敵。住みたい。

 

店名はアイヌ語で「美しい今日」を意味する「タントピリカ」をもじって「ピリカタント」...素敵。店主は北海道出身なのです。

 

 

 

 

 

どういうカードにしようかな、と考えながら帰ってた時、ネパールからの紙を使うのにぴったり!とひらめいて、半ば強引に採用させていただきました。(やっぱりカワイイ!)クラフト紙との相性がいいので、次回は色々なクラフト紙に刷ってみようと思っています。(また強引)

 

 

ネパールの紙が本当に愛らしくてつくりながら笑ってしまうくらいでした。
いろんなものが混じってるし、裏になんか付いてるし、カットも歪んでいるし…(笑)
日本の紙の精度は本当に高いと思いますが、たまにはこういう紙も使いたい。
こういう感覚を共有したいから提案したいし、仕入れられるように情報交換できると嬉しいんだけどな。(紙を探しにアジアへ行きたいと思っている。あとアメリカの汚いクラフト紙を送ってもらおう考え中)ストックが十分にできるわけではないから、 ある時にある時だけになってしまうけれど、なんかそれもいいかなと。(だめかしら?)

 

 

 

 

 

 

ピリカタント書店

世田谷区北沢2-33-6 2F
TEL:03 6804 8150
月・火 close
水-日 13:00-24:00

http://www.pirkatanto.com

 

 

下北沢に行きたい理由ができてしまった。